ハウルの動く城

ハウルの動く城

 観に行こうと思っていたのに、結局行けなかった作品です(CASTがあれなんで二の足踏んでた)。るるーがDVDを買ったので、昨日から日本語版と英語吹き替え日本語字幕版を続けて観ました。

 個人的な結論。

 日本語版は観なくていいので英語吹き替え日本語字幕版を観よう・・・。

 やっぱりジブリ(というより鈴木プロデューサーに縛られた宮崎駿)の欠点は、ネタキャストばっかという点ですね。

 偶然、タレント本人と劇中のキャラクターが近い存在だったなら、ま〜何とかは観れますが、やっぱ下手です。ましてや、今回のようなキャストだと、主人公格が二人ともネタキャスト。観てると、『はぁ!?』って感じの声を出すこともあり、ぜんぜん感情移入ができません。

 木村拓哉倍賞千恵子には荷が重すぎた・・・というより、英語の映画を民放製作で、ネタでタレントが吹き替えをしたというレベルの出来でしたよ。木村拓哉は努力家かもしれないけれど、同じような役しかやったことないし、倍賞千恵子はわりと好きだけど、年齢のかけ離れた声を出せるわけでもないし。プロでも難しそうな役なのに、どうしてプロの声優に頼まないのか・・・。

 英語版の方も特別にプロというわけでもなかったようだけど、あちらの俳優は努力がすごいし、ピクサージョン・ラセターが責任持ってやってくれてるので安心して楽しめました。最近はジブリよりピクサーのほうが良い仕事をしていると思いますし(ディズニーの呪縛は哀れだけど)。

 マルクルの声は良かったです。日本語版。