こっちもCCCD

月のワルツ

 これもCCCDでした。やはりCCCDは良くないですね。NHKの『みんなのうた』で、放送当初に釘付けになって見入ってしまった曲です。

 ワルツはもともと好きでしたし、この曲は(自分には珍しく)歌詞も好きです。

 歌とアニメーションは見事に調和して、幻想的な世界に引き込んでくれました。同じ体験をした人は大勢居るでしょう。CCCDなんてつまらないものにしなくても、DVDか、普通のCDに特典で映像をつけてくれたほうがずっと売れたと思います。

 ちょっとクセのある絵(みんなのうたはどれもそうですが)でしたが、最近珍しい“生きた”アニメーションで、不思議の国のアリスアラビアンナイトを思わせる独特の不思議な世界を描き出しています。

 童話のようなストーリーは残酷さや悲愴感が見え隠れすることが多いですし、最近の巷の作品は特にその傾向が強いことが多いのですが、珍しく『救い』のような瞬間が二度感じられる映像でした。

 うちは、放送をDVDに録画したので良かったのですが、悔しい思いをした人は大勢居るでしょうね。まだの人は機会があったらぜひ曲と映像をセットで観てください。

 とりあえず、光デジタル入力経由でエンコードしたのでCDを毎回出す必要がなくなりました。