STAR WARS EPISODE III

 公開後、一週間くらいして観に行ったときの感想です。

 同じ宇宙戦争でもこちらはスペースオペラ。じゃないか。スペースファンタジー(笑) とにかく小さい頃からなぜ帝国の逆襲がEPISODE Vなのか、I〜IIIは作るのかとかいろいろ思いを馳せていたものが、ようやくここで繋がりました。VII〜IXはどうするんでしょう。やっぱアニメでしょうか(笑)


 EPISODE Iでまずがっかりさせられたのが、あまり古い時代の話からは始まらなかったこと。そして、ジェダイが思っていたほど悟りきった存在ではなかったこと。EPISODE I以前が観たいですよ…。でも、やはり白をベースとしたメカニックのデザインは素晴らしかった。小さい頃のわくわく感を呼び起こされた気がします。そして定番なエンディングに持って行ってくれたことが嬉しかった。


 EPISODE IIは、あまりにも『中間の話』として作られすぎていました。話を追っかけるのに手一杯で、雰囲気に浸る暇がありません。そしてボバ・フェット。ボバ・フェットは大好きなのですが、VIであんなダッサい死に方をしたボバ・フェットをそこまで取り上げていいのだろうかとも思ってしまいました。いや、好きですけどね、ボバ・フェット。アナキン。めっちゃ感じ悪い&ガキっぽい。

 ヨーダがノリノリでクローントルーパーを率いてくるシーンは好きなのですが、その前のシーンでジェダイ・マスター、ジェダイ・ナイトがあまりにも弱いのにガックリしました。


 EPISODE IIIは、アナキンがダース=ヴェイダーへと変貌する点のみが気になっていました。みんな、同じだと思います。

 しかし!!

 冒頭からアナキンはガラ悪いわガキっぽいわで、これじゃダークサイド堕ちてアタリマエだなとしか思えない。それをダース=ヴェイダーへと変貌するシーンに持っていくのは無理がありすぎると思いませんか?そして期待のシーンも、『あれ?もうそうなっちゃったの!?』というほど希薄なシーンでしたよ。マスクつけて黒装束になるとやけに細くて弱そうだし。

 そしてジェダイ。ますます思っていた以上に、ジェダイが悟りきったような高尚な存在では無いことがわかりました。ジェダイっていったい何がすごいの?という疑問だけ。監督、もう少し日本映画を研究した方が良かったと思いますよ。でもジェダイが次々と倒れていくシーンは良かった(笑)

 でも、オルガナのおっさんをちょっとレトロ(EPISODE IV的な)な感じで作ってくれていたので嬉しかったかな。


 EPISODE VI修正版。ダース・ヴェイダーの顔を変えるのはインチキだ!絶対観ないぞ!!!