RPG Baton

 RuckeからRPG Battonを渡されましたが、WoWやらリーフやらで遊んでいて、今やっとこさ書く気になりました。

 TRPG Batton?ナンデスカソレハ。Transcendental Role Playing Gameデスカ?

●所有しているRPGの数

 数って言うから、サプリメントやデータ集、シナリオは無しでしょうね。でも実際、ルール本体よりもデータ集買うことが多いですよ!?

 ルールはあんまり数多く無いです。(D&DやDD3eなんかはそれぞれ一まとめで一個?)思いつくだけで12個かそのへんです。

 作ったルールの数は10個くらいです。


●最近お気に入りのRPG

 The Leaf of Legends

 常に最新でお気に入りでありたいRPGです。
 今年、ルールを大幅改正したので、今まで気になってた部分がますます解消されつつあります。


●思い入れのあるRPGを5タイトル

 あまり私はプレイングや世界観といった部分からはRPGというものが印象に残りません。ルールそのものが表現する世界観が好きです。


Dungeons & Dragons Expert Set(新和

 これは最高に印象に残っているRPGです。
 なんせ、My Motherが旅行に行ってた時のお土産で、いきなりこれを貰ったのですから。Basicな部分のルールが欠落していたため、ますます印象に残りました。

 『いったい、どんな遊び方をするゲームなんじゃ〜〜!!』

でしたし。もちろん内容もすばらしかったです。それは現在の3rd editionまで受け継がれています。D&Dバンザイ。


ロードス島戦記コンパニオン

 タイトルを良く覚えていないのですが、ピンク色の表紙だったと思います(笑)
 ある意味、とても印象に残っているRPGです。ルールデザイナー的な見方をするためか、どのゲームも、プレイよりルールの印象の方が残っています。

 何が印象に残っているかって、ロールが単純な割りに、そのロールのサポートがあまりにも少ないこと!

 ロールが単純でGMの考え次第であらゆる場面に適用できるというだけならそれほど印象に残らなかったかもしれません。しかし、このロールには、サポート(状況や修正の例)がまったくと言って良いほど無かったのです。

 『ああ、なんて自由奔放なゲーム(ルール)なんだ!』

 続きを作ってくれと言わんばかりのルールで、当時の原動力になりました。もちろん内容はアレですが。特にクリーチャーデータなんて目も当てられ……。GM大変過ぎです。


◇Sword World

 かつてこれほどカバーイラストの印象と、中身(ゲームの内容)の印象が違ったRPGがあったでしょうか。


 D&Dの特筆すべき点は、イラストの印象、世界観、そしてルールやロール、それぞれがお互いの印象を強めあい、ユーザーにゲームそのものを強烈に印象付けるところです。

 Sword Worldはまず、GMの書いたシナリオ通りに進めさせるために2d6という、期待値に近い目が出やすいロールが採用されています。実際にプレイし比べてみるとわかりますが、D&Dの1d20はロールそのものが冒険的に感じるのに比べ、どうしてもSWはほのぼの感が拭えません。

 Sword Worldは(少なくとも最初は)ほのぼの系ファンタジーを目指して作ったわけではないのでしょうけれど、どうしてもその手のシナリオやリプレイが多いのは、ただのプレイヤーの世代や趣向の問題に限ったわけではないのでしょう。

 そしてそのカバーを飾るのが天野喜孝。うちの相方とは違って、私は特に天野喜孝が好きなわけではないのですが、カバーやイラストから受ける印象とゲーム自体の持つ雰囲気があまりに違いすぎます。『エルリック!(HJ)』とかならぴったりなのですが……。

 GMのシナリオ通りに進むということは、バランス調整のための模擬戦闘が必須。プレイトメイル出せません。またまたGM大変過ぎですよ。


◇King Arthur PENDRAGON (Chaosium)

 お気に入りのRPGのひとつです。D&Dと同じくらい好きです。

 このゲームはキャラクターのキャラクター性のルールが充実しており、キャラクターの内面の表現が豊富です。

 ・・・と、こう書くと『最近の和製RPGのほうが充実してるよ』とでも言われそうです。が、巷の和製RPGでの内面表現が、ゲーム上で有利なボーナスを得るための枷や、自分のイメージどおりのキャラクターを作りたいがための道具などに過ぎないのに対し、PENDRAGONでは、プレイヤーからは切り離され、世界観に生き生きと存在しているキャラクターの存在そのもの、それ作り出すための要素となっているのが大きな違いです。

 PENDRAGONのキャラクターは、キャラクター自身が成長し、また変化していきます。プレイヤーの思い通りにはならないため、キャラクタープレイに走ることもありません。

 D&D以降のRPGで、PENDRAGONほどの革新的なルールを他に見たことがありません。もちろん、その世界観や戦闘などのルールも非常に魅力的です。


◇The Leaf of Legends

 最後の最後でちゃんと思い入れのあるタイトルを書きました。ライフワークとも化しているRPGです。『ルール作りたい欲』を満たすためだけに存在しています。

 ファンタジーと空想科学ものを中心に、キャラクター性を遊ぶ部分、集団戦闘を扱う部分、機動兵器を扱う部分を補助、さらに実験的にいろいろなルールを新たに作ったり、フィードバックしたり、思いつくままを楽しんで作っています。


●気になる発売予定タイトル(※回答時点で未発表のタイトル)

 マイ新作(だって市販には無いでしょう)


●バトンを渡す5人

 腹黒1号さん

 もみ〜さん

 Kingさん

 Reatちゃん

 100号くん