Biohazard
るるーが、表紙のミラ・ジョヴォビッチだけに惹かれてなんとなく買ってきた本。・・・を、いきなり手渡されました(笑)
以前、バイオハザードの映画を『どうせ面白くないだろう』と思ってなんとなく観たところ、意外にも面白く、なによりミラ・ジョヴォビッチにハマりました。雰囲気もゲームの雰囲気を継承している上、よく消化されてました。ハリウッド映画じゃなくてアメリカ・カナダ・イギリスの合作だったんですね。
バイオハザード DVD
そんなわけで映画のノベライズ化したものを買ってきたらしいです。映画のノベライズ化物って、わりと設定や状況を細かく書いてあったり、映画では描ききれない部分を描写しているので、昔は下手に映画を観るより好きでした。
読み始めること十数分。
???
何か異質なものを感じました。
この著者、本当に小説書き??
とにかく、私は小説を読むのが遅いのですが、あっという間に50pほど読んでしまっていました。
ノベライズ化した『牧野 修』とか言う人、大賞をとったとか書いてあるのですが、とても信じられませんでした。日本のホラー小説はこんなにレベルが低いのでしょうか。
映画を先に観ているのでイメージは確かに浮かびます。が、先にこの小説を読んでいたらイメージも何も浮かばない気がしました。何か、『映画を観ながら適当にそのままを描写していった』という印象しか受けません。
結局、映画を観るよりも速いスピードで読み進み、1時間半(自分にとっては異常に早い)で読みきってしまいました。
小説書きにしては表現が稚拙で単純過ぎです、この著者。そりゃ、RPGやってて、そのリプレイをなるべく判りやすく大勢の人に伝えたいならそれでも良いですが、これでは雰囲気も何も・・・。それぞれのページに異常に空白が多いことが全てを物語っている気もしますよ牧野修。