Weapon Weight

キャストで複製した愛用のダイス。軽量・静音。

 自分はRPGにもリアリティを求める方なので、胡散臭い(見た目、性能、大きさの)武器は好きではありません。

 映画はドキュメンタリーでは無いので、監督に都合がいいように武器が扱われます。なので、映画に出てくる武器はあまり好きにはなれません。

 最近の和製ファンタジー(和製ファンタジー自体あまり好きではありませんが)でありがちな、身幅と厚みがどっちもある剣。あれって何なのでしょう?作者は重い物を持ったことがないのでしょうか?バランス以前の問題の気がします。

 割と、“絵”を作る人で、物の重さってのがよくわかっていない人って多いですよね。奇抜さに毒されて、鉄球はスチロールのように軽く扱われ、鎖の重さは無視されます。

 人間の体とほぼ同じくらいの重さのものは水ですが、石は水の3倍くらいの重さです。鉄は石の2.5倍は重いです。武器は、そんな重い物で作られています。

 リーフでは、ネタにしかならないようなでっかい武器をやたら持ち出すより、地味なショートソードの一本の存在感を出すことに力を注ぎたいです。